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今までプリン体との付き合い方を

お話ししてきました。
(ブログ:プリン体が悪さする

でもやっぱり上手くいかない、、

そうなってくると、腎臓に結石ができたり、

痛風と言うように、風にふかれただけでも痛い

という症状が出たりします。

 

 

しかし、人工透析!?

確かに腎臓に負担はかけているけど、

そこまでなの!?

 

 

早速調べてみると、

尿酸が排出される際に大きく関わっているのが腎臓で、

その値が高くなると、負担が大きくなってきてしまいます。

 

 

なんと、人工透析の高い割合で、

この尿酸値が高くて行っている方が

たくさんみえるのです。

 

 

尿酸値は肥満ともかなり密接に関わっており、

肥満と密接に関わっている糖尿病患者が

年々増加傾向にあるため、

人工透析をする方が増えている、という現状です。

 

 

要するに、

肥満になり、

糖尿病になったり尿酸値が高くなり、

人工透析者が増える、という仕組みです。

また、腎臓に負担をかけ、機能の働きが悪くなると、

尿酸値が上がってしまい、一層腎臓に負担をかけるという

悪循環になってしまうという現実も。

 

 

やはり、肥満はいいことないようです。

皆さんはどうでしょうか?

ドキッとされた方も見えるのではないでしょうか?

 

 

再度 自分の体重が大丈夫なのか、

食事内容が大丈夫なのか?

確認してみてください。

病気になって人工透析や薬にお金をかけるのではなく、

健康にお金をかけて、元気で長生きする

そんな未来をえが  きましょう!

アルカリ性食品とは?

あまり聞きなれない言葉なのではないでしょうか。

食べ物を分類するときに、色々な分け方があります。

 

 

栄養素の体内の働きで食品を分けた、3色食品群

食品の栄養素ごとに分けた、5大栄養素

似た栄養を持つ食品で分けた、6つの基礎食品群

 

 

そして、別の見方として

酸性食品、アルカリ性食品

と分けることができます。

これは、食品の中に含まれる成分で、

酸性ものもが多く含まれる:酸性食品

アルカリ性のものが多く含まれる:アルカリ性食品

と分けることができます。

 

 

ただ、これらをとることにより、

体内が酸性やアルカリ性に傾くわけではありません。

一定に保つよう、体は働いてくれます。

 

 

その体の作用により、尿に排出されます。

ですので、酸性食品を取りすぎると、

尿が若干酸性に傾く、といった具合です。

 

 

尿はもともと弱酸性ですが、

尿酸値が高い方は、尿が一層酸性に偏りがちです。

いわゆる酸性の食品を多く摂取している人が多いです。

 

 

尿酸はもともと水(尿)に溶けにくい性質ですが、

酸性になることにより、ますます溶けにくくなってしまう

という現象が起きます。

 

 

そして、排出されにくくなった尿酸が、

血液を使って体内に巡っているという状態なのです。

 

 

では、酸性食品、アルカリ性食品にはどのようなものがあるのか?


(e痛風ガイドより)

 

 

主にアルカリ性食品には、海藻やキノコ、野菜になります。

これらの食品は低カロリーな上に食物繊維やカリウムが豊富で、

生活習慣病の予防にも効果を発揮します。

ただアルカリ性食品ばかりを食べれば良いわけではありません。

きちんとバランス良く摂取しなければ、

効果が発揮できません。

 

 

尿酸値が高いということから、

今まではアルカリ性食品が不足していたということなので、

今までより積極的に摂るよう心がけましょう。
ブログ:プリン体が悪さするに戻る

前回 尿酸値が高い時には、

バランスよく食べることが一番

とお話ししましたね。
(ブログ:プリン体が悪さする

 

 

しかし、もっと詳しく知りたい!

という方必見!!

 

 

尿酸値を下げるには

尿酸を作り出すプリン体の摂取を

抑えなければなりません。

 

 

ではそのプリン体。

どんなものに含まれてるでしょうか?

・レバー(特に鶏、しかし豚や牛もかなり高い)

・マイワシ、アジ、サンマの干物
(マイワシは干物にしなくても高い)

・白子やアンコウ肝

・大正海老

・カツオ

これだけ抑えておけば十分です。

また逆に、

プリン体を外へ排出するのを促す食べ物もあります。

 

 

それは、

アルカリ性食品です。

これについては次回

 

栄養指導で、質問が出ました。それは、

チョコを寝る前に食べると寝つきがいいと聞きました

本当ですか?

未熟な私は、初めて聞きました。

良いわけないと思いましたが、

後日しっかりとお答えする約束を取り付けました。

 

 

そこで、調べてみると、、

本当だ。結構 そんな噂を掲載している!

びっくりしました。

しかもチョコはいい!というものもあれば、

絶対だめ!というものも。

真反対で笑えてきます。

 

 

私なりに考えてみた結果です。

チョコには、

ストレスを軽減して、リラックス効果がある

テオブロミンやGABAの効果が期待できます。

 

 

ただ、リラックスのみで睡眠導入効果というものではありません。

ですので、睡眠を促す準備のようなものです。

 

 

一方、カフェインが含まれているので、
(100gに20mg(コーヒーと同量〜1/2)、ビターは59mg含まれる)

覚醒効果があるのも事実です。

朝や昼過ぎのリフレッシュに食べるといいという説もあるぐらいです。

 

 

またカフェインが一度食べたら4.5時間抜けないようです。

一方、GABAはかなりの量を摂取しなければ効果が発揮されないとのこと。

(睡眠効果を得るには、200-400mg取る必要がある、

一般的なチョコでは100gあたり9mg程度)

これらより、

チョコを食べるなら、夕方にチョコっと食べ、

睡眠を導入する流れを作ってあげるという考えがいいと思います。

カルシウムを摂るために、

まず思い浮かぶのが牛乳だと思います。

ただ、この牛乳いろんな持論が展開されています。

体に良いのか?悪いのか?

これは栄養士でも答えが出せない問題なのかもしれません。

答えは出せませんが、栄養士だからこそ思うことを記載したいと思います。

 

 

●牛乳はカルシウムがたくさん含まれているの?

答えは いいえ です。

ならばなぜカルシウム摂取=牛乳なのか?

 

 

それは、手軽に取り入れられ、安価であることが

最大の特徴ではないかと思われます。

 

 

数年前に牛乳を廃止した学校がありましたよね?

まだそんなに経っていませんが、記憶にありますでしょうか。

実はあの数年後、牛乳が復活したということです。

 

 

ただ、給食には合わないから、おやつとして。

やはり牛乳なしで、予算が限られた中でカルシウム摂取となると、

難しかったようです。

 

 

●牛乳は体に悪いの?

ここが一番の問題だと思います。

私は牛乳自体は悪くないと思っています。

 

 

ただ、牛乳が体に合わない人

下痢になったり体調不良になるなどの方には

やはり栄養の吸収も低下するのでお勧めできません。

 

 

あと一つ問題なのは、

その牛乳を作るために、飼われている牛の問題です。

 

 

安くあげるために、餌はどんなものを食べているのか、

保存のために、添加物は入れていないだろうか、

殺菌の方法で人間に良いものまで殺していないだろうか。

 

 

またミルクを出している間は、妊娠しないと言われています。

それはホルモンの関係が大きいとまでわかっているようで、

このような牛にはホルモン剤を入れているとも言われています。

 

 

どんな食べ物でも共通して言えることですが、

その食材が安くできる、安定してできるのには訳があるということ。

学校給食にここまで求めることが難しいのかもしれませんけどね。

 

 

牛乳の話が膨らみ過ぎてしまいました。

●では、カルシウムが含まれている食材とは?

・ワカサギ、イワシ、しらす干しなどの小魚

・小松菜、モロヘイヤ、水菜 などの野菜

・手軽な乳製品(ヨーグルト、チーズ、牛乳、スキムミルク)

 

 

などにたくさん含まれています。

このように考えると、

やはりバランス良い食事をとることが大事なのだと

感じることができます。

ただ、やはり気をつけていないと

年を重ねるごとに骨量が減り、骨折しやすくなります。

骨折して寝たきりになると、筋肉が衰え、

歩くことが億劫になり、急に元気がなくなるという話も聞きます。

 

 

今日 この記事を読んでくださったあなたは、

カルシウムについて、少しは興味がある方だと思います。

 

 

ぜひカルシウムがたくさんとれる食品を利用したり、

カルシウム吸収をよくする栄養素が含まれた食材を取り入れたり

してみてくださいね。

運動も忘れずに!