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ここからがコーミさんのお話しに入ります。

前回 摘み取ったトマトを、砕いて煮詰めていきます。
(前回の話はこちら

したのがその状態。

これに味付けをすればケチャップです。

一般のケチャップは、これをかなり濃縮させて

真空にして保存しておくそうです。

それがこれです。

このままでも食べられますが、

濃すぎて美味しくありません。

 

 

トマトが取れるこの時期は、

一番上のを生トマトケチャップなんて言って、

濃縮しないで販売することもあるそうですが、

数も限定ですし、かなりの希少価値のようです。

 

 

私が使っている生活クラブさんとコーミさんが

提携して作っているケチャップは、

濃縮していないそうです。

知らなかったです。スミマセン。

 

 

そして、味比べ。

したことがなく、正直そんなに味は変わるの??

(左)生活クラブのケチャップ(コーミ提携)

(右)K社のケチャップ

全然違います。

まず色からしても、鮮やかなのがわかります。

そして、味もトマトらしさが残っているので、

とっても美味しいです。

調味料というより、濃縮トマトソースと言った感じ。

 

 

でもトマトケチャップは、

他の企業のものでも、日本のものは

化学調味料が使われていないんですって。

 

 

少し前までは当たり前のように入っていたのですが、

トマトには旨味成分のグルタミン酸がたくさん含まれているから、

必要ないんですよ、と働きかけたそうです。

 

 

それもコーミさんが発祥だそうで、

だんだん世の中も化学調味料を嫌う傾向になったため、

みんなもそのようにしてきたとか。

 

 

いつもは何気なく使っていたケチャップですが、

こんな工夫がたくさんなされていたとは、

頭が下がります。

コーミさんのファンになってしまいました。

(狙い通りってところでしょうか。笑)

 

 

前回 みんなで350kg収穫したので、

これで300本くらい作れるそうです。

これからもたくさんお世話になります!

先日 宅配をお願いしている生活クラブさんで

コーミさんのトマト畑にお邪魔しよう!

という企画に参加してきました。

 

 

早速 トマト畑にお邪魔しました。

愛知県大府市のとあるトマト畑。

私が思っていたトマト畑のイメージが違った。。

こんな地面にくっついているのね。

そして真っ赤なのに、持った感じがしっかりしている。

 

 

 

この日はとても暑かったのですが、

トマトを見ると、娘たちの目はキラキラ輝き、

1時間ほど、トマトの収穫を楽しみました。

 

 

おかげでコンテナ10箱以上収穫しました。

頑張ったね。

 

このトマトは2回に分けて収穫し、

2度目は、根こそぎ収穫してしまうらしいです。

 

 

ひとつずつ収穫していたら、

このような値段では提供できない、と。

 

 

この日は試食もできました。

(左)加工用トマトと、(右)生食用トマトの食べ比べ。

食感や味、かなりの異なりを感じました。

加工用は皮が硬くてしっかりしている、

またリコピンが多く含まれているので、

栄養的にも濃い、ということでした。

 

 

コーミの方が、北海道で見つけてきたジュース。

(左)生食用トマトで作ったジュース

(右)加工用トマトで作ったジュース

だそうです。全然違いますね。

みなさんなら、どちらを買いますか?

 

 

話はケチャップの話へ。

かなり長くなってしまったので、今回はこの辺で。

次回をお楽しみに!