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どんな食品にもタンパク質、脂質、炭水化物が含まれており、

その含有量が違うのだということは、

以前からお話ししていると思います。

 

 

今日は、タンパク質が多く含まれると言われている

肉と魚、卵、大豆、牛乳で

タンパク質とカロリーについて比較していきたいと思います。

 

 

しかし食べるものによって、

食品100gを摂取した時にタンパク質の量や、

カロリーがかなり異なってくるのを

ご存知でしょうか。

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カロリーの量は、脂質の含有量と比例しています。

脂質が多い牛カルビ肉では、

タンパク質が少なく、カロリーが高くなっています。

 

 

肉・魚のほとんどの種類は

食品100g摂取すると、タンパク質量は、

ちょうど一食分ぐらいになることがわかります。

 

 

一般的な方が1食でのタンパク質量が20gが理想であることから、

タンパク質が20gの際のカロリーを見ていきましょう。

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カルビはいわゆるバラ肉です。

油がたくさん含まれている部分なので、

飛び抜けて、カロリーが高くなっています。

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他の肉類も、

赤身部位の方が、

カロリーは抑えられていることが分かります。

 

 

魚類は、

食品100gに含まれるタンパク質量の変化がないことから、

脂質が多くなる順、白身→鮭→青魚の順で

同じタンパク質量ではカロリーが上がります。

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しかしながら、青魚の油は貴重なので、

カロリーが許すのであれば、

積極的に摂りたいものです。

 

 

話が少し逸れてしまいましたが、

同じタンパク質量を摂取しようと思っても、

・食品によって、食べる量が異なること

・部位によって、カロリーが変わってくること

この二つをしっかり理解してもらえればと思います。

前回 タンパク質がなぜ必要なのかをお話ししました。

今日は、1日にどのぐらい必要かを

実際のタンパク質で考えてみたいと思います。

 

 

普通体型で、あまり運動をしない人
自分の体重(kg)×1.08g

運動習慣がある、筋肉質の人
自分の体重(kg)×1.2〜1.3g

 

この計算から、一回の食事に

20〜30gのタンパク質が必要なことがわかります。

 

 

では、食品別に見ていきましょう。

肉類は、100gあたり、

鶏肉15〜25g
豚肉15〜20g
牛肉10〜20g

となります。

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どの肉も部位によって異なり、赤身の肉質(ささみなど)になるほど、

肉の量が同じでもタンパク質の含有量が多いです。

 

魚では、100gあたり20g前後です。

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卵は一つで6g

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納豆は1パック(40g入)で6.6g

豆腐は半丁で8.5g

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牛乳は1本(200ml)で6g

 

 

でも実は炭水化物がたくさん含まれていると言われる

ご飯やパン、麺類にも

意外とタンパク質が多く含まれています。

 

ご飯には150gあたり4g

パン6枚切1枚あたり1g

麺類100gあたり10g

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また、野菜にもタンパク質が多く含まれる野菜があり、

有名なものには、

ブロッコリーや枝豆、菜の花などがあります。

しかし上記に比べると、たいした量ではありません。

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また、どの食品にもタンパク質が含まれているので、

少し足りないぐらいでちょうど良いと言えるでしょう。

 

 

バランスのとれた食事を心がけていれば、

タンパク質不足、または過剰になることは少ないです。

 

 

ダイエットをしていて、欠食したり控えている方は

不足気味になりやすいです。

 

 

また、肥満、肉魚好き、運動をしない方は、

過剰気味になりやすいです。

 

 

前回もお話しした通り、

タンパク質は必要不可欠な栄養成分です。が、

過剰も体に負担を与えてしまいます。

 

 

これを読んでくださったあなたは、

自分にあったタンパク質の量を知ることができたと思います。

今日の料理のタンパク質量は、大丈夫かな?

ぜひ確認してみてくださいね。

三大栄養素の中に、

炭水化物、脂質が含まれ、

その詳しいお話はこれまでしてきたと思います。
詳しい内容は、こちら↓
三大栄養素について、脂質の重要性
炭水化物とは?

 

今日は残りの一つタンパク質について

お話ししたいと思います。

 

 

タンパク質と言うと、何を想像しますか?

・筋肉に関係するもの

・肉とか魚から摂れる

・体力が付きそう!?

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どれも正解です!!

タンパク質の語源は、

ギリシャ語で「最も大切なもの」

と言うものから来ています。

 

 

このことからも分かるように、

私たちが生きていく上で、

とても大切な栄養素です。

 

 

私たちの体の構成は、その70%が水分です。

水に次いで多い成分はタンパク質で、

約15%も含まれているのです。

 

 

動物の内臓や肉にタンパク質が多いのは、

それらの器官もまたタンパク質でできているからです。

筋肉、内臓、皮膚、髪、骨、歯、腱や髄など、

体のほぼどの部分をとってもタンパク質が存在します。

 

 

また、タンパク質は器官だけでなく、

免疫や酵素に関するなど、

体の隅々にまで使用されています。

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でも、過剰摂取は要注意!

余剰タンパク質は、体外に排泄されるか、

肝臓で脂肪に変えられ貯蔵されます。

 

 

尿となり体外に排出されるので、腎臓に負担をかけます。

また、カルシウムと一緒に排泄されようと働くため、

カルシウム不足となり、骨粗鬆症となりやすくなります。

 

 

肝臓の脂肪となったものは、

肥満や通風、糖尿病を引き起こします。

やはりどれも過剰は体に良くないのですね。

 

 

では、どのぐらい取るのがいいの?

気になりますね。

そのお話は長くなるので、次回。
(ブログ:タンパク質の適正量 只今作成中)

炭水化物は3大栄養素の一つ。

では残りの2つは?

 

 

一つは体を作るタンパク質。

もう一つは、脂質。

 

 

脂質は、

脂質は脳の正常機能にも必要な栄養素であるだけでなく、

食事の消化・吸収、脂溶性ビタミンの運搬にも欠かせません。

臓器、神経、骨などを守ったり、体温等を正常に整える役割があります。

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脂質は炒め物や揚げ物などに利用する油ももちろんのこと、

魚や肉にも多く含まれています。

また、調味料であるマヨネーズやドレッシング、

マーガリンも多く含まれています。

 

 

脂質は1gあたり9kcalと高カロリーですが、

体には必要な栄養素です。

取りすぎに気をつけ、

質も考えて摂取するようにしましょう。
(質について詳しく知りたい方はこちら

 

 

ちなみに、3大栄養素はこの3つですが、

私たちはこの他にも、

ビタミンとミネラルを摂取する必要があります。

 

 

これらを多く含んでいるのが、そう!

野菜や

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きのこ、

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フルーツ達です。

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これらと一緒にバランスよく食べることが

とても重要になってきます。

1日のバランスを取るのが難しいと感じる方は、

こちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。
(只今作成中)

以前 砂糖についてのお話で、チラッと出てきました。

http://kanri-eiyou.com/wp-admin/post.php?post=369&action=edit

 

 

その時には、

炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせた総称を指します。

とお話しました。

 

 

そこから、少し話を広げてみましょう。

糖質は、主として脳や体を動かすエネルギーになります。

同じようにエネルギーになる脂質に比べて燃焼が早いのが特徴で、

すぐに使われ始めます。

 

 

糖質は、砂糖や果物などの甘いものだけでなく、

ご飯、パン、麺類、いもなどにもでんぷんとして含まれています。

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ちなみに炭水化物100%というわけではなく、

割合が多く含まれているということです。

野菜など他の様々な食品にも炭水化物は含まれています。

 

 

成人の大人は、

一日に必要なエネルギー量のうち炭水化物からとる割合の目標値を、

50%から65%としています。

 

 

これを計算してみると、

1日2000kcal摂取している方は、1000〜1300kcalを

炭水化物から摂ることとなります。

結構なカロリーですよね。

 

 

エネルギーが不足すると、

疲れやすくなると言われています。

また、頭の働きがにぶりぼーっとしてしまうなんてことも。

 

 

逆にとりすぎると

余分な糖質は体脂肪として蓄えられるので、太る可能性があります。

これがいわゆるみなさんが怖がる理由ですね。

 

 

このように、結構なカロリーを

炭水化物からとっても大丈夫なのです。

バランスよく食べ、体の中から健康になりましょう。

 

 

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よかったら、覗いていってください。
(只今 作成中。年内には仕上がる予定です。)