疲れた時や頑張った時には、
お酒が飲みたくなる方も多いのではないでしょうか。
そんな中でも今回はビール系を特集したいと思います。
ビールって何からできているの?
表示を見ると、たくさん書いてありますが、
4つが主原料となります。
・モルト(麦芽):発芽させた大麦のこと
・ホップ:ハーブの一種で、ビールに苦味や香りを付けます。
・酵母:生きている菌類。糖質をアルコールと炭酸ガスに分解して分裂させます
(いわゆる発酵)。
・水:主成分
でも他のもの、
麦・米・馬鈴薯・でんぷん・とうもろこし・糖類・着色料・こうりゃん
の副原料が入っててもビールと言われています。
しかし、
チョコ・フルーツ・ハーブ・お茶などが含まれていると、
ビールとは呼べなくなります。
少し香りを足したい!変わった味にしたい!などと
主原料・副原料以外のものを加えると、
いわゆる発泡酒という分類になります。
この辺りは、また次回詳しく説明したいと思います。
ビール製造工程は、
まず大麦を分解して溶けやすくなるように、
発芽させ、麦芽にします。
これを粉砕し、他の材料(ホップ以外)と混ぜて濾過します。
その後ホップを加えて煮沸します。
ホップビールに特有の苦味と香りをつけると同時に
麦汁中のたんぱく質を凝固分離させ、
液を澄ませる大切な働きをします。
そのあと、発酵させます。
5度で7〜8日間寝かします。
ここで麦汁中の糖分のほとんどがアルコールと炭酸ガスに分解されます。
その後0度まで下げ、数十日間寝かします。
この間にビールはゆっくり熟成し、
調和のとれたビールの味と香りが生まれてきます。
今日はビールの入門編でしたね。
次回は、ビールと発泡酒と第3のビールの違いは?
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