今年は豊作だったのでしょうか。
知り合いの方より、
柿を沢山頂きました。
あるひと方ではなく、
どこへ行っても、よかったら柿を、、と
声をかけていただきました。
嬉しいですが、やはり所詮は生物。
かぶると、困ってしまいます。
いつもならそのまま切って食べるだけで終わってしまう柿だけど、
こういう時こそ冒険をしよう!
また、甘柿をもらったのですが、
中には渋い柿も。どうして??
見た目は甘柿と一緒なのに、、
今日は柿について、理解を深めたいと思います。
柿には、種類があります。
生で口にする甘柿と、干して食べないと渋い渋柿です。
渋柿は干すことにより、
苦味成分が溶け出さない形に変化し、
渋みを感じなくなるどころか、
水分が少なくなることにより、甘みが増します。
なので、あんなに甘くて美味しい干し柿となるのです。
しかし一方で、
甘柿の中にも渋いものが混ざっているのを
経験したことはありませんか?
それを不完全甘柿といい、
まだ熟れ方が未熟な場合渋さが残ってしまっているのです。
ですのでこの場合、りんごなどの隣に置いておき、熟すのを待てば、
渋さがなくなります。
この渋さ、
原因はタンニンという成分が、
人間のタンパク質(体のほとんどはタンパク質でできている)
と結合して渋く感じているのです。
もともと柿は、すべて渋い柿だったことをご存知でしょうか。
突然変異で渋味が少ない柿が生まれたようで、
そこから品種改良の末、今のようになったようです。
このように含まれている成分は、
タンニンだけではありません。
柿が赤くなると医者が青くなる、というように、
柿は栄養豊富なのです。
ビタミンの中では特にAとCが含まれており、
この二つは、風邪予防にはとても効果的です。
また、両者とも美肌効果もあるのです。
また、カリウムも多く含まれているので、
高血圧の方にはもってこいですし、
むくみ予防、利尿作用、筋肉の弛緩を調整、神経細胞の刺激伝達
するなど、たくさんの働きを担っています。
ただ、体を冷やす効果があったり、
カロリーも意外に高かったりしますので、
食べすぎには注意が必要です。
健康的に食べて、医者を青くしよう!!
次回は柿をそのまま食べるのだけでは勿体無い!をお届けします。