どんな食品にもタンパク質、脂質、炭水化物が含まれており、
その含有量が違うのだということは、
以前からお話ししていると思います。
今日は、タンパク質が多く含まれると言われている
肉と魚、卵、大豆、牛乳で
タンパク質とカロリーについて比較していきたいと思います。
しかし食べるものによって、
食品100gを摂取した時にタンパク質の量や、
カロリーがかなり異なってくるのを
ご存知でしょうか。
カロリーの量は、脂質の含有量と比例しています。
脂質が多い牛カルビ肉では、
タンパク質が少なく、カロリーが高くなっています。
肉・魚のほとんどの種類は
食品100g摂取すると、タンパク質量は、
ちょうど一食分ぐらいになることがわかります。
一般的な方が1食でのタンパク質量が20gが理想であることから、
タンパク質が20gの際のカロリーを見ていきましょう。
カルビはいわゆるバラ肉です。
油がたくさん含まれている部分なので、
飛び抜けて、カロリーが高くなっています。
他の肉類も、
赤身部位の方が、
カロリーは抑えられていることが分かります。
魚類は、
食品100gに含まれるタンパク質量の変化がないことから、
脂質が多くなる順、白身→鮭→青魚の順で
同じタンパク質量ではカロリーが上がります。
しかしながら、青魚の油は貴重なので、
カロリーが許すのであれば、
積極的に摂りたいものです。
話が少し逸れてしまいましたが、
同じタンパク質量を摂取しようと思っても、
・食品によって、食べる量が異なること
・部位によって、カロリーが変わってくること
この二つをしっかり理解してもらえればと思います。