前回 タンパク質がなぜ必要なのかをお話ししました。
今日は、1日にどのぐらい必要かを
実際のタンパク質で考えてみたいと思います。
普通体型で、あまり運動をしない人
自分の体重(kg)×1.08g
運動習慣がある、筋肉質の人
自分の体重(kg)×1.2〜1.3g
この計算から、一回の食事に
20〜30gのタンパク質が必要なことがわかります。
では、食品別に見ていきましょう。
肉類は、100gあたり、
鶏肉15〜25g
豚肉15〜20g
牛肉10〜20g
となります。
どの肉も部位によって異なり、赤身の肉質(ささみなど)になるほど、
肉の量が同じでもタンパク質の含有量が多いです。
魚では、100gあたり20g前後です。
卵は一つで6g
納豆は1パック(40g入)で6.6g
豆腐は半丁で8.5g
牛乳は1本(200ml)で6g
でも実は炭水化物がたくさん含まれていると言われる
ご飯やパン、麺類にも
意外とタンパク質が多く含まれています。
ご飯には150gあたり4g
パン6枚切1枚あたり1g
麺類100gあたり10g
また、野菜にもタンパク質が多く含まれる野菜があり、
有名なものには、
ブロッコリーや枝豆、菜の花などがあります。
しかし上記に比べると、たいした量ではありません。
また、どの食品にもタンパク質が含まれているので、
少し足りないぐらいでちょうど良いと言えるでしょう。
バランスのとれた食事を心がけていれば、
タンパク質不足、または過剰になることは少ないです。
ダイエットをしていて、欠食したり控えている方は
不足気味になりやすいです。
また、肥満、肉魚好き、運動をしない方は、
過剰気味になりやすいです。
前回もお話しした通り、
タンパク質は必要不可欠な栄養成分です。が、
過剰も体に負担を与えてしまいます。
これを読んでくださったあなたは、
自分にあったタンパク質の量を知ることができたと思います。
今日の料理のタンパク質量は、大丈夫かな?
ぜひ確認してみてくださいね。