コンテンツへスキップ

カロリーゼロの甘い罠

人工的に作られた合成甘味料。

少量で甘味を感じることができるため、

低カロリーで甘いものが食べられると良いことづくめ。
ブログ:噂が絶えない合成甘味料

 

 

でも本当に良いことばかりなの!?

では、一つずつ

少し掘り下げて見ていきましょう。

 

スプーンとはーと

●スクラロース(SPLENDA)

 

他の甘味料に比べて、苦みや渋みなどもなく、

まろやかな甘みが特徴です。

甘さを感じるまでが遅めですが、後味もしっかり甘さを残してくれるので、

お菓子やデザート類に使われることが多いようです。

 

 

甘味はショ糖の600倍です。

1999年に日本の承認がおり、企業のみで使用が認められた

わりかし歴史の浅い人工甘味料です。

もちろん安全性が認められていますが、危険だという噂も耳にします。

 

 

スクラロースを化学式でみるとなんと「有機塩素化合物」に分類されています。

この有機塩素化合物の種類の中には、猛毒の農薬やダイオキシンなどが含まれており、

同じ部類という所からいつまでも不安視されているといったところです。

 

 

138℃をこえると塩素ガスが発生するといった情報もありますが、

ちゃんとした研究結果では発表されていなので信憑性にかけます。

とはいっても、やはり恐怖心はぬぐえないですね。

 

●サッカリン(Sweet’N Low)

日本最古の人工甘味料です。

1960年代の動物実験において、

弱い発がん性の疑いがかけられたため一旦使用禁止となりましたが、

その後安全性が認められ、再認可されました。

しかし、日本では安全性が心配されてか、

他の人工甘味料が使われることが多いようです。

 

 

ショ糖の500倍の甘味度があるので、低カロリーとしては

他のものに比べて格段に上です。

しかし甘みがあるからと大量にいれてしまうと

苦みがでてしまう成分なので注意が必要です。

 

 

サッカリンは水に溶けない性質を持っているため、

食べるものでいうとチューイングガムや加工食品をメインに使用されています。

例えば、さかなの缶詰や瓶詰の食品、魚肉ソーセージや乳飲料など。

粉末からつくる飲料やこうじ漬けのたくあんなどにも使われています。

他にも日用品にも使われており、歯磨き粉などにも配合されています。

 

 

サッカリンは1日の許容摂取量が1kgにあたり5mgと定められています。

体重が50kgの人だと250mgという事になります。

摂取量を大幅に超えてしまわないように気をつけましょう。

 

●アスパルテーム (NutraSweet/Equal)

ショ糖の200倍の甘味度があります。

アメリカでよく用いられていますが、日本でも名前を見ます。

1980年代に見つけられ、使用されるようになりました。

お菓子やシリアル、チューイングガム、デザート、清涼飲料水などの

多くの食品に使われています。

 

 

アスパルテームは体内に取り込まれると瞬時に

2つのアミノ酸とメタノールに分解されます。

このメタノールが、毒性が強く危険だと言われている原因でもあります。

 

 

しかしこのメタノール。

実はよく口にする食品にも含まれているものなのです。

中には、砂糖の代替品としてとる量よりも多く含まれている食品もあるくらいです。

逆に言うと、それぐらい微量しか含まれていないのです。

 

 

また、アスパルテームには、

発がん性や頭痛発症、うつ病を引き起こすなどの噂も聞きますが、

はっきりした検証結果は無いようで、

逆に、安全性が高いという結果を出しています。

食品棚

 

上記の人工甘味料は、発がん性などは認められないものの、危険性がぬぐえないとして

多数の医師や機関から国へ危険性を訴える論文が提出されているようです。

その一方で、根拠がないという声と安全性が高いという声も多いのが現状です。

考える人

要は自分で責任を持って摂取しなければならないのです。

食品の表示をしっかり見て、

自分で見つめ直してもらえたらと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA