糖質制限食がちまたでとても有名になり、
ダイエットをしている人には、たちまち効果が現れ、
ダイエットの救世主と言える!とまで言われた糖質ダイエット。
糖質とは、炭水化物から食物繊維を抜いたものを指します。
また糖質が多いものといえば、
ご飯、パン、麺類、イモ類、コーンフレークが代表的です。
食事の中から糖質を抜くと、
大半のカロリーは糖質から摂取しているので、
もちろん痩せます。
痩せた嬉しさから、
続けてどんどん行ったり、
人によってはもっと制限したりするのではないでしょうか。
そうすると、みるみる痩せていきます。
しかし体はというと、喜ぶどころか飢餓状態で、
てんてこまいになっています。
そして、体に疲労感が残るようになり、
ついには体に支障が出てきます。
・イライラしたり、ぼーっとする時間が増える
(脳に糖質が届いていない)
・頭痛がしたり、めまい嘔吐などの症状が出る
(体内にケトン体が多量に出ているため)
・血液がドロドロに
(糖質を摂らない分、たんぱく質と脂質が多量になるため)
・骨粗鬆症、脂肪肝の恐れ
(長く続けてしまうと、栄養が偏ることから)
このように糖質は体にとっては必要不可欠なのです。
しかし今問題になっているのは、
一般的に現代の方が、糖質を多く摂取する傾向にあることなのです。
お菓子やジュースなど身近にありすぎて、
ついついこれらを食べてしまうからです。
食べるな!とは言いませんが、
これらが体に悪いと言われている原因の多くは
砂糖や糖質の摂りすぎになるということが挙げられます。
糖質制限がかかっている方は、
もちろん先生の指示に従っていただく必要がありますが、
一般の方が自分勝手に食事のご飯などを制限したりするのは
やめた方がいいと思います。いや、やめてください。
もし私のところにそのような質問が来たら、
直ちにやめて、他の方法にしましょう!と提案します。
それぐらい危険なことです。
食事はバランスが大切です。
どうかな?と疑問に思ったことは、何 でもお答えします。
ぜひご相談ください。