減塩って、美味しくなくなるんじゃない?
そうお思いのあなた、
本当はどうなんでしょうか。
でも仮にそうなってしまっては、
それでは、本末転倒です。
食事は毎日楽しく摂りたいものです。
それなのに美味しくない、
食べることが苦になってしまっては、
栄養士として、悲しいことです。
今回は、塩分を減らす方法でも、
すぐできる事を特集したいと思います。
もし賛同いただけるのであれば、
少しのことから始めていただければと思います。
①スープ類の汁は少なく
味噌汁などの汁物は塩分がたくさん含まれているので、
具を増やして汁を少なめにしましょう。
麺類の汁も半分程度残せると、随分変わってきます。
②洋食メニューをうまく取り入れて
前回も書きましたが、和食は全体的に塩分が多くなりがちです。
洋食はエネルギーは多くなりがちですが、
全体的に塩分控えめのメニューです。
③減塩醤油を利用
つけて食べるときなどは、他の人と異なる醤油を使うのが容易です。
お刺身やフライにかける時などに利用すると良いでしょう。
また、どれだけ使ったかをわかるように、食べきりパックを利用して、
自分がどれだけつけているかを把握するのもいいと思います。
④ご飯のお供は控えめに
野菜が足りないからといって、漬物に頼るのはやめましょう。
ご飯を食べ過ぎて、カロリーの摂りすぎにもなりかねません。
素材の味を楽しみましょう。
身近なことだけでも、これだけあります。
食事をする際、少し思い出してもらえば、
あなたにだってすぐに挑戦できる内容だと思います。
美味しくなくなってしまう!
と決めつけずに、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。