昨日は原材料の表示の基本的なことをお話ししました。
(昨日のブログはこちら)
今日は表示の仕方の疑問をぶつけていきます。
・〇〇等はあり!?
カッコ書きで書かれているものの中に、
このように〇〇等と言う表示をよく見かけます。
“等”って、、何が入っているのかわからない。
自分が入っていないと信じていても、
もしかしたらその“等”の中に入ってしまっているかも。
なぜ“等”が使われるかというと、
理由はただ、場所が足りないから。
記入する枠に入りきらなかったら、書かなくて良いものがあるそうです。
(もちろん書かなければならないものもあります)
枠を大きくすれば問題はなさそうですが、、
・体に微害の添加物は書かなくても良い?
上の問題とも少しかぶりますが、〇〇等で省略されているものは、
体への影響が受けにくいものです。
でもそれを決めているのは国であって、本当かどうかわからない。
しかもその中には合成添加物も含まれており、
ますます謎は深まるばかり。
本当にそれは微害なの???
・食品が完成した時には残留していない添加物は書かなくて良い?
食品を作る際に、添加物を入れた方が扱いやすかったりすると、
平気で使ってしまうのだそうです。
生産性が上がった方が、利益が取れるから。
そのように使い、一般的に残留されていないと国が定める添加物に関しては、
表示しなくて良いことになっています。
でも実際に検査してみたら、残留だらけなんてこと、多々あるようです。
一度検査を通ってしまったら、あとはやりたい放題ってことでしょうか。
食品を扱うものとして、このような無責任な行為は残念でなりません。
自分の家族が食べると思えば、そんなことできないと思うのですが。
・少ない分量しか用いていない遺伝子組み換えや
添加物表示を書かなくていいって本当?
最近 気をつけている方が増えている遺伝子組み換え。
しかし!表示されていないにも関わらず、使われている場合が多々あるのです。
それはー
メインの材料以外で使われている時。
調味料や副材料などで使われていたとしても、
その添加物の作用がメインにまで効くとは思えないから、
また微量すぎるので、書かなくても良いという考えのようです。
でも含まれているのは事実で、
それが少しずつ含まれていたら、結構な量になるのではないでしょうか。
チリも積もれば山となる、です。
肉だって同じです。
生肉自体には添加物は含まれていなくても、
食べている餌はどうでしょう?
メインはトウモロコシや大豆。
鶏や豚はもちろんですが、牛も牧草を食べるより、
これらを食べた方が成長が促進するようで、
今はほとんどこれらを食べさせているそうです。
大豆とトウモロコシは、遺伝子組み換えの代表作です。
遺伝子組み換えでないものを食べさせている業者の方を見つけるのは、
至難の技なのではないでしょうか。
本日の内容は、かなり衝撃が強かったかもしれません。
でもこれが事実なのです。
しかもこの表示の仕方がまた変わります。
良い方向に進むのでしょうか。
続きは明日。