食品を買うと、必ず書いてあるものがあります。
商品名や賞味期限、販売者などたくさんの規定がありますが、
栄養に関して書かなければならないものもあります。
それは、
・原材料名
・アレルギー物質
・栄養成分表示 です。
今日は栄養成分表示についてお話ししましょう。
これはよく目にすると思います。
熱量(カロリー)は皆さんも気にするところではないでしょうか。
これはこれぐらいのカロリーがあるから、
3つぐらいでやめておこっかな、
この一つ食べると、600kcalもあるんだ、
お昼ご飯これで終わりになっちゃう、
など、熱量(カロリー)を見て、
色んなことを考えていると思います。
栄養士として、気にしてもらえて嬉しいです。
他のタンパク質、脂質、炭水化物、食塩も
必ず表記が必要になってきます。
これらの含まれる量でカロリーが決まってきますので。
タンパク質と炭水化物はそれぞれ4kcal/gです。
一方脂質は9kcal/gです。
今回の表示で確かめてみると、
タンパク質:4.4g×4kcal=17.6kcal
脂質:31.8g×9kcal=286.2kcal
炭水化物:42.2×4kcal=168.8kcal
合計 472.6kcal となります。
それにしても、この食品は脂質の量が多い!
そうチョコレートは、かなり脂質の割合が多いのです。
栄養士として、カカオが取れる、
よりもこちらの問題の方が気になります。
また塩分摂取量も、日本人の大きな問題であることから、
表示が義務化されています。
お弁当など惣菜や汁物を購入する時に役立ちますよね。
また表に、
・食物繊維たっぷり!
・1日のビタミンCの半分摂取できる
・塩分控えめ
などと表示した場合、
裏にこれらがどのぐらいの量含まれているのかを
記載しなければなりません。
確かに食物繊維たっぷり!と記載があるにも関わらず、
どのぐらい含まれているのかわからないと、
納得が出来ませんものね。
今日だけでも、ぜひ購入してきた食品の
裏の表示を見てみてくださいね。
次回は原材料名の裏に迫る!です。