農林水産省が出している、日本の食料自給率は39%。
この39%という数字、
何に対して出している数字かご存知でしたか?
今まで学校でも、新聞でも自給率が低いと聞いてきました。
しかも低下の一途だとも。
ただ39%というのは、カロリーベースの数字。
生産高で見たら66%もあり、
世界に劣らない数値なのです。
しかし、やはり問題もあるようで。
以前から食べられているものは作られているのですが、
最近食べられるようになったものは、
ほとんどが輸入に頼っています。
小麦や油の原料はほとんどが輸入です。
また、豚や牛などの家畜の飼料も輸入に頼っています。
また贅沢に日本で作られていないフルーツなども
食べられるようになりましたしね。
このように日本で作れていないものはありますが、
世界的に見て、足りなくなるということはないようです。
実際に休耕地は世界に沢山あります。
もっと需要が増えれば、休耕地を使い、
作り出すはずだけど、未だその動きは見られない
=世界的に見て、まだ食料が十分にある
ということになります。
しかし食料をこれ以上日本国外に頼むようになるのだけは
避けたいとは個人的に感じています。
日本人に合った食生活は日本食なので、
日本食を食べていれば、自給率は自然と上がるはず。
これからの自給率が下がらないよう、
しっかりと監視していきたいと思います。