アルカリ性食品とは?
あまり聞きなれない言葉なのではないでしょうか。
食べ物を分類するときに、色々な分け方があります。
栄養素の体内の働きで食品を分けた、3色食品群
食品の栄養素ごとに分けた、5大栄養素
似た栄養を持つ食品で分けた、6つの基礎食品群
そして、別の見方として
酸性食品、アルカリ性食品
と分けることができます。
これは、食品の中に含まれる成分で、
酸性ものもが多く含まれる:酸性食品
アルカリ性のものが多く含まれる:アルカリ性食品
と分けることができます。
ただ、これらをとることにより、
体内が酸性やアルカリ性に傾くわけではありません。
一定に保つよう、体は働いてくれます。
その体の作用により、尿に排出されます。
ですので、酸性食品を取りすぎると、
尿が若干酸性に傾く、といった具合です。
尿はもともと弱酸性ですが、
尿酸値が高い方は、尿が一層酸性に偏りがちです。
いわゆる酸性の食品を多く摂取している人が多いです。
尿酸はもともと水(尿)に溶けにくい性質ですが、
酸性になることにより、ますます溶けにくくなってしまう
という現象が起きます。
そして、排出されにくくなった尿酸が、
血液を使って体内に巡っているという状態なのです。
では、酸性食品、アルカリ性食品にはどのようなものがあるのか?
(e痛風ガイドより)
主にアルカリ性食品には、海藻やキノコ、野菜になります。
これらの食品は低カロリーな上に食物繊維やカリウムが豊富で、
生活習慣病の予防にも効果を発揮します。
ただアルカリ性食品ばかりを食べれば良いわけではありません。
きちんとバランス良く摂取しなければ、
効果が発揮できません。
尿酸値が高いということから、
今まではアルカリ性食品が不足していたということなので、
今までより積極的に摂るよう心がけましょう。
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