難しい名前をつけてしまいましたが、
要するに、
遺伝子組み換えは、一体どこで作られているのか?
どんな種類の作物で行われているの?
これらを探ってみよう、という内容です。
日本では作られている?
遺伝子組み換えというと=アメリカ
というイメージだけど、そんなことないの?
作物としては、コーンや大豆は有名だけど、
他にもあるの?
食べ物だけなの?
知っているようで、結構知らないことだらけでした。
これを読んでいるあなたはもうご存知ですか?
よかったらここで勉強していきましょう。
まず、遺伝子組み換え食品を作っている国ですが、
アメリカをはじめとする28カ国で作られています。
日本では作られていません。
アメリカでは、国内の作物面積の32%に過ぎませんが、
農地面積が広大なため、32%でもかなりの農作量になります。
そのため、実際に作られている農作量の4割がアメリカで生産されています。
作物面積が多いのはアルゼンチン。
なんと、国内農地面積の65%もの多さの遺伝子組み換え食品を作っているそうです。
農地に栽培されている半分以上も遺伝子組み換え食品なんですね。
耕作面積順で1−5位までは下記の通り。
アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、インド、カナダ です。
ちなみにこの5カ国で、世界の耕作量の90%以上を占めています。
これらの国では、どのようなものを栽培しているのでしょうか。
大豆、トウモロコシが有名ですね。
そう、実はこの2つだけで8割以上を占めます。
他には、コットンや菜種、ジャガイモ、甜菜などになります。
大豆、トウモロコシ、コットン、菜種の4種で、
なんと99%を占めます。
このように考えると、
国もある程度に限られていますし、
作物の種類もかなり絞られていますね。
日本でも作っていないようなので、
そんなに影響がないのではないだろうか?
そんなことが頭によぎるのではないでしょうか。
大きな間違いです!!!
これについては、また別の機会にお話ししましょう。