押さえておきたいこしょくを、
いくつか紹介してきました。
今日は、粉食についてです。
粉食:なんとなく想像できるでしょうか。
粉から作られた食べ物のことです。
小麦粉や米粉、そば粉を使って作られたものを指します。
パンやスパゲティー等、色々ありますね。
日本食としても、うどんやそば、お好み焼きなど、
粉食が浸透しています。
しかしなぜこの粉食が問題視されているのでしょうか?
それには、以下のようなことが言われています。
・噛まなくなる
粉食は固形のものより噛まなくても簡単に砕けます。
ですので、顎も発達しませんし、
このまま使われないと、歯も後退していく可能性があります。
また、満腹中枢も働きづらくなります。
・粉食の献立に問題あり
粉食にした場合、どうしてもそれだけ、
あるいは作ってもあと一品です。
そうすると、バランスが取りにくい献立となります。
・塩分の取りすぎ
小麦粉を使う際も、おそらく塩を加えますし、
麺類やパンにはもとから塩が含まれています。
そこにお汁やソースを絡めて食べるので、
塩の摂取量がが多くなりやすくなります。
この粉食、簡単に作れて便利ですが、
やはりこれをメインの食事を増やしてしまうと、
問題が生じやすくなるのではないでしょうか。
摂るのをお勧めしないわけではありません。
バランスが少しでもよくなるよう、献立を工夫したり、
よく噛むよう気をつけたり、
ソースの量を減らして塩分摂取量を減らすなど
自分なりに考えて工夫をしてみましょう。