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夏の野菜として有名なズッキーニ。

でももうかなり安く出回るようになりましたね。

そんなズッキーニって、実は食中毒になることがあるのです。

え!?野菜で食中毒?

と思う方もたくさんいるのではないでしょうか。

 

 

ズッキーニの食中毒は古いものを食べたからではなく、

成分に含まれるククルビタシンというものが原因です。

食べるととても苦味を発します。

それでも食べると、舌がしびれてきたりして、

しばらくそれが治りません。

見た目ではわからないのが難点です。

 

 

ただ苦味を感じたら、飲み込まずに

すぐに吐き出すようにしてください。

そうすれば大したことはありません。

 

 

このように成分による天然毒素での食中毒は、

野菜でも時々発生しています。

 

 

例えばジャガイモ。

芽の部分や、緑色したジャガイモに多く含まれる

ソラニンやチャコニンが原因で起こります。

 

 

また銀杏の大量摂取やモロヘイヤの種

青梅を生のまま食べたりすると、

食中毒になることがあります。

 

 

上記のものは一般的に売られているものです。

知識として知っておくと

おかしい!と感じた時にすぐ対処できます。

 

 

これからズッキーニの旬が来て、

スーパーでもたくさん見かけるようになります。

食中毒には気をつけて、旬を楽しみましょうね。

冠婚葬祭で贈り物を行うときに、必ず使用されるのし。

時々しか利用しないこと、店員に任せれば間違えないものを選択してくれることから、

あまり深く考えたことがありませんでした。

 

 

今回、怪我で入院・退院していたにも関わらず、

その事実を知ったのは退院してから1ヶ月を軽く過ぎてから。

しかも親戚にあたるので、知ったからには無視するわけにもいきません。

 

 

退院してかなり日数が経つので退院祝いはおかしい、

だからと言ってお見舞いか?でも

怪我した本人は全快はしていないものの、95%ぐらい回復しているらしい。

 

 

こんなケアは稀らしく、ネットを探してもイマイチ。

これだ!というものと巡り会えません。

でも探しているうちに、いろんな発見をしました。

 

 

今までのしと言っていた用紙はのし紙というらしく、

のしは、あくまでお祝いの際に右上にある

色紙を折った形のもののことを指します。

こののし。

実は薄い紅白の紙の中に

薄く伸ばして切った鮑を包んだものなのです。

アワビは海の深いところにいます。

海に潜らないと採れないことから、

昔から大変貴重な品物だったのです。

 

 

ですので、海のそばに住む者からの最上の贈り物として、

沿岸地域を収めた豪族や武士たちが

天皇家や土地の神様に干し鮑を献上しています。

 

 

しかしアワビはとても高価なので、

鎌倉時代からのしアワビが広まるようになりました。

のしアワビの作り方は、

アワビを薄く剥いで、昔のアイロンを当てて平たくのばしたもの。

一つのアワビを分けて、あちこちの供物にできます。

 

 

その風習が元となり、

今ののし紙があると言われています。

とても勉強になりました。

 

 

ちなみに、このようなお見舞いののし紙での注意点 として、

・結び切りにすること

・快気祝いは、怪我や病気をした本人が使う言葉である

・値段や用途によって、水引の本数が異なる

こんなことも今回発見しました。

ご参考になれば幸いです。

前回はアカモクについて、

詳しくお話ししましたね。
(前回のブログはこちら

今日は栄養面についてお話しします。

スーパーのポップにスーパーフードと書かれていた理由、

それは、、

 

ビタミン・ミネラルが豊富である!こと。

 

それだけでは、他の海藻類と一緒なのでは?

そうですね、では違いを見ていきましょう。

 

  1. フコイダンを中心とした食物繊維が豊富
  2. 脂肪を燃焼させると言われるフコキサンチンが含まれる
  3. ビタミンKを中心としたビタミンが豊富
  4. カリウムや鉄などのミネラルは、量が多いだけでなくバランスも良!
  5. ポリフェノールなどの抗酸化物質が多い

 

などの特徴があります。

その中でも、あまり聞きなれない

フコイダン・フコキサンチンについてお話ししましょう。

フコイダンとは?

アカモクを包丁で叩くとネバネバしてきますね。

そのネバネバさせているのがフコイダンなのです。

 

 

注目を浴びている性能が

・抗がん作用
(免疫力増強やがん細胞のアポトーシスを誘導など)

・動脈硬化の予防、高血圧・血糖値の低下
(水溶性食物繊維の働きにより、コレステロールや中性脂肪を排出しようとする
これらにより血液がサラサラになり、血圧も低下。
また血糖値の上昇を穏やかにする作用もある)

ですが、まだまだ実験段階。

これから本格的に分かってくるようですので、鵜呑みにしないように。

 

 

フコキサンチンとは?

カルテノイドの一種で、アカモクの赤色の成分です。

このフコキサンチンは抗酸化力以外にも

・脂肪燃焼作用
(一般的には中性脂肪を溜め込む作用をする白色脂肪細胞が、
蓄積された脂肪を燃やそうとする作用が現れるそうです)

・抗がん作用
(こちらでも細胞のアポトーシスを誘導する働きがあるので
ダブルパンチ効果ですね)

・抗肥満、血糖値低下作用
(糖質の代謝に必要なタンパク質を活性化させる、
上記の脂肪燃焼作用により肥満防止)

とたくさんあるようです。

 

 

まさに夢のような食品ですね。

でもこちらについてもあくまで可能性あり程度の話です(特に脂肪燃焼について)。

なんでも理解しないまま、飛びつかないように!

 

 

そして一つ弱点も。

ヨウ素というミネラルがたくさん含まれていること。

これは海藻にたくさん含まれるもので、

アカモクも例外ではないということ。

 

 

日本人はかなり多量に摂取しているので、

アカモクを多量に摂取すると、ヨウ素も多過になる傾向があります。

やはりほどほどが大事ということですね。

 

 

でも、海藻はミネラルビタミンが豊富で、

何の献立にでも合わせやすく、取り入れやすい食材ですので、

野菜が不足した時や、旬の今しかない生を

ぜひ味わってみてくださいね。

またまた珍しい食べ物です。

スーパーで、「今話題のスーパーフード!」

というポップを目にし、近づく私。

 

 

海藻は食物繊維が豊富でカロリーが低いことから、

積極的に摂りたいものです。

てなことで、早速購入。

パックを開けてみると、

これを水で洗い汚れを取り除いた後、

さっと湯がきます。

 

 

ポップには、沸騰させたらダメ!とありましたが、
(粘り気がなくなるとか)

沸騰させたお湯の中に入れました。
(温度を測りながら、、そんな面倒なことはできません)

そして水洗い。

色が一気に緑色になり、食欲が増す色になりました。

子供達も実験みたいで面白い!!と言っていました。

粘り気、たくさん残っています。大丈夫でした。

 

 

本来はここから叩いてもっと粘りを出すようですが、

面倒くさがりの私は、そのまま醤油で食べてみることに。

うん!美味しいじゃない!!

 

 

歯ごたえがしっかりあるので、

満腹中枢を刺激するのにもいいです。

粘りもあるしメカブに似ているのかな、と思います。

でもアカモクの方がシャキシャキしているかな。

 

 

このアカモク、ほぼ日本各地で見られます。

これを好んで食べる地域で有名なのが、

秋田・山形・新潟・京都 で

それら各地で呼び名が違ってくるのが面白いです。

 

 

秋田では「ギバサ」、山形では「ギンバソウ」

新潟では「ナガモ」だそうです。

アカモクとは、かなり遠い名前ですね。

 

 

秋から冬にかけて生長し、

本州中部では4月〜5月に成熟します。

ということで、今が旬ですね。

 

 

通常は茶褐色なのですが、

初夏の枯れる直前に赤褐色になることから、

アカモクの名前がついたと言われています。

 

 

ポップにあったスーパーフードの文字。

栄養の説明をしたかったのですが、

前置きが長くなったので、本日はここまで。

引っ越した先の近くのスーパーは、

魚屋が広く、とても力が入っています。


(イメージです)

 

いつもの定番はもちろん、

新鮮を売りにしたところでは、ハマチの頭と尾っぽが飾ってあったり、

珍しいものも、食べ方や特徴と一緒に売られています。

 

 

そこで見つけたのが、モウカザメという魚。

モウカザメってもしやサメ!?

そうです、サメです。

でも、切り身を見ていると、

あの強そうなサメは想像できないけどな、、

 

 

珍しいもの好きの私としては、

もちろん買わないわけにはいきません。

子供達は複雑な気持ちのようですが、そのままレジへ。

 

 

素材がわかるように照り焼きにしました。

ポップに書かれていたように、

癖もなく淡白な味わいです。

メカジキに似ているような、鶏胸肉に似ているような、そんな感じです。

 

 

意外と(と言ってはモウカザメに失礼ですが)

美味しくて、子供達にも評判が良かったです。

淡白で歯ごたえがしっかりしているので、

ムニエルなど油を加えた料理がいいかもしれません。

 

 

栄養的には、

畜肉に比べ高タンパク低カロリー、低脂質なので、良質なタンパク質と言えます。

また、脳の発達に影響するDHAという良質な脂質が多く、

 

 

ビタミンB群などの必須アミノ酸が豊富なので、

体にとっては、大事な栄養素が摂取でき、

嬉しい食材なのではないでしょうか。

 

 

東北地方では結構見かける魚らしいですので、

近くの魚屋で見つけたら、

ぜひチャレンジしてみてくださいね。