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白砂糖と三温糖

前回 砂糖の色々な分け方でもお話ししたように、

分類の仕方は沢山あります。

 

 

三温糖・きび砂糖・黒砂糖・てんさい糖

は茶色をした砂糖に分けることができます。

 

 

茶色をした砂糖は、

上白糖に比べ、ミネラルが豊富なのでしょうか?

 

 

きび砂糖と黒砂糖については、

精製度は低いので、

さとうきびからミネラル分を多く残した砂糖と言えます。

 

 

また、てん菜糖は、

ビートとか、砂糖大根と呼ばれるてん菜に含まれる糖分から

砂糖を作っています。

これも精製度が低いので、ミネラルが多い方だと言えるでしょう。

 

 

ただ、黒砂糖に比べてきび砂糖やてん菜糖のミネラル量は

足元ぐらいしか含まれていません。

 

 

また、三温糖は以前に説明したように、

精製して白砂糖にした後、色をつけるために加工されたものなので、

ミネラルはほとんどありません。

 

砂糖の成分比較

 

上記の表を見ていただければわかると思います。

てん菜糖もきび砂糖も植物を相手にしているので、

ブレ幅は大きいようです。

 

 

両者を黒砂糖と含有量を比べたら、

やはり少ないと感じるのではないでしょうか。

 

 

料理に黒砂糖を使用するのには、

やはり限界があるので、

砂糖でミネラルを摂取しようと考えるのは、

少し難しいようです。

 

 

私がまとめたこのブログを参考にして、

料理や自分に合った砂糖を

選んで使用してもらえたら幸いです。

 

砂糖の中には、さとうきびを原料とするものと、

砂糖大根(てんさい)を原料とするものの

2種類があるそうです。

 

 

白砂糖、三温糖、きび砂糖、黒砂糖など、

砂糖といわれているもののほとんどは、

さとうきびを原料にしています。

 

 

てんさい糖だけが砂糖大根が原料になります。

さとうきびは暖かい地域で作られるのに対して、

砂糖大根は、北海道で作られています。

 

 

さとうきびから摂れる白砂糖や三温糖はとても甘いのに対して、

砂糖大根から摂れるてん菜糖は、上記の砂糖に慣れていると、

甘く感じられないという方もいるそうです。

 

 

また、精製度によっても身体への作用がずいぶん違います。

 

白砂糖、グラニュー糖など精製されたものは、

消化吸収が早い分、消耗も早いので血糖値の上下が激しく、

すぐまた糖分をとりたくなり、その繰り返しで精神的にキレやすくなることも。

 

 

黒砂糖・きび砂糖・てんさい糖など精製されていないものは、

ゆっくりと消化される分、血糖値の上下が緩慢で、

かつ吸収に時間がかかるので少しの糖分で長い時間もつ。

 

などの違いがあるようです。

 

 

あまり精製されていない方が、ミネラル分を多く含んでいます。

しかしミネラル分が特に多い黒砂糖は、味に癖があるので、

使えない時も出てきそうです。

 

 

毎日使用する砂糖です。

しっかり考えて、どれを使用したら良いのか、

料理に合ったもの、自分に合った砂糖を見つけましょう。

上から降る砂糖

... "色々分類できる砂糖" を続けて読む

私は噂で、

「白い砂糖は漂白している」

「白い砂糖より三温糖の方が健康に良い」

「茶色い砂糖は体に良い」

と聞いた事があります。

白い砂糖

その時は、恥ずかしながら、

事実を知りませんでした。

 

 

帰ってきてから、調べてみると、

色んな事実が分かり、

砂糖の奥深さを知りました。

 

 

白い砂糖は漂白しているか?

その答えは、いいえ です。

 

 

植物から採取した原料糖の状態から、

純粋な砂糖の部分だけを集めたのが白い砂糖の正体。

ようは砂糖以外の不純物が入っていないということですね。

なので、ミネラルやビタミンは期待できません。

 

 

また、三温糖は茶色いので、

ビタミンやミネラルが期待できる!

と思われている方も多いと思います。

 

 

実は三温糖は、白い砂糖を生成した後、

残りかすから再加熱を繰り返し

残りの砂糖を抽出しています。

 

 

その再加熱の際に、白い砂糖が焦げ付いた

言わばカラメルの色です。

ですので、ビタミンやミネラルは少し増えるようですが、

期待まではできません。

 

 

では、

「茶色い砂糖は体に良い」というのは嘘なの?

それについては、次回のお楽しみ。
(ブログ:茶色い砂糖は体に良いのは本当?)

 

「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」「糖質制限ダイエット」「糖分控えめ」

なんていう言葉をよく耳にしますね。

では一体どう異なるのか、ご存知ですか?

 

 

どれもカロリーは少なそう、とは感じますが、

違いを理解している方は少ないのではないでしょうか。

 

 

炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせた総称を指します。

炭水化物一覧表(味の素株式会社より抜粋)

 

その糖質を糖の大きさで分けると、

単糖類<二糖類<多糖類

に分けることができます。

糖類には大きさによって、種類があったのですね。

 

 

単糖は、これ以上分解することができない形 例:ブドウ糖や果糖

二糖類は、二つの糖からできている、甘みの強い物 例:ショ糖(砂糖)や麦芽糖

多糖類は、多くの糖が繋がっている物 例:でんぷん(米や麺類)やオリゴ糖

 

 

とまとめることができます。

すなわち「糖類」は「糖質」の一部ですから

「糖質ゼロ」と記載があれば「糖類」も入っていないことにはなります。

 

 

では、糖分とは何なのでしょうか?

実は、定義がとても曖昧なのです。

糖の種類や甘みとして使われていることが多いですが、

「糖質」と混同されて使用されていることもあるようです。

 

 

これらの言葉をきちんと理解すると、

今まで理解できなかったこともきちんと分かりますね。

そして、友達にも自慢できてしまうかも!?

砂糖と聞いて、体に良い!と思う方は

まずほとんどいないのではないでしょうか。

でも、砂糖は食事には切っても切れないもの。

 

 

なぜなら、料理にも使いますし、

疲れた時には取りたくなりますよね。

角砂糖

そんなお砂糖とうまく付き合っていくために、

砂糖について学び、考えて摂取するように

心がけることが大事なのではないでしょうか。

 

 

炭水化物という言葉を聞いたことがありますか?

炭水化物と聞くと、ご飯やパン麺類が想像する方が多いと思いますが、

実は砂糖もこの中に含まれるのです。

 

 

ですので、砂糖も体を動かすエネルギーの素なのです。

このことが分かれば、

一概に悪者とは言えなさそうですね。

 

 

ただ、ご飯やパンはお腹がいっぱいになれば止められますが、

お砂糖をたくさん含んだ飲食物は

別腹だったり、ごくごく飲めてしまいます。

計り

そこが問題だと言われる理由です。

ですので、極端にやめる!のではなく、

うまく付き合う方法をこれから考えてきましょう。